治安状況と安全対策
令和7年3月3日
治安状況
当国の治安状況は,他のアフリカ諸国に比べれば良好と言われていますが,詳細な犯罪統計は公表されておらず,近年は若年層の失業や移民の流入等の影響などから悪化の傾向にあるとみられています。スリ,ひったくり,置き引き等の一般犯罪のほか,銃を使用した強盗や,殺人,レイプ等凶悪犯罪も多く,昼夜を問わず車上荒らしや「スマッシュ・アンド・グラブ」の被害が発生しています。
犯罪被害に遭いやすい危険地域としては,貧困層が集中しているハボロネ市内のオールドナレディ(OLD NALEDI)地区,同地区に近い登山スポットであるカーリーヒル(KGALE HILL)などがあり,最近はハボロネ市内のブロードハースト(BROADHURST)地区やマルアプーラ(MARUAPULA)地区及び北東の高級住宅街のあるパカラネ(PHAKALANE)地区でも犯罪件数が増えているとみられます。また,地区によらず,人目につきにくい駐車場や夜間の照明が暗いショッピングモール,人気のない路地などは,犯罪被害に遭う可能性が高いので,注意が必要です。
犯罪被害に遭いやすい危険地域としては,貧困層が集中しているハボロネ市内のオールドナレディ(OLD NALEDI)地区,同地区に近い登山スポットであるカーリーヒル(KGALE HILL)などがあり,最近はハボロネ市内のブロードハースト(BROADHURST)地区やマルアプーラ(MARUAPULA)地区及び北東の高級住宅街のあるパカラネ(PHAKALANE)地区でも犯罪件数が増えているとみられます。また,地区によらず,人目につきにくい駐車場や夜間の照明が暗いショッピングモール,人気のない路地などは,犯罪被害に遭う可能性が高いので,注意が必要です。
安全対策
上記のオールドナレディ地区は,夜間は現地の人間でも避ける地区ですので極力避けてください。またカーリーヒル付近でも強盗事案が多発していますので,登山は原則として控えてください。夜間の外出は,安全なホテルやショッピングモールなどを除きなるべく避けるようにしてください。その他,以下の一般的犯罪対策等に留意してください。同様の内容が下記の「外務省海外安全ホームページ」や「安全の手引き」にも掲載されていますので,あわせて参照してください。
一般的防犯対策
外出の際には,華美な服装や目立つ装飾品を避け,貴重品の所持は必要最小限にし,カバンなどを持ち歩かないようにしてください。また,目立つ行動はせず,常に用心を怠らないことが重要です。特に,夜間の一人歩きは危険ですので避けてください。
1 ひったくり・置き引き等
荷物から極力手を離さないようにしてください。特に,犯罪を誘発するような行為(公衆の面前で財布から現金を取り出す,携帯電話を外部から見える場所に装着する等)は慎み,常に周囲に対する警戒を心掛けてください。
2 車上荒らし
車両から離れる際は,短時間であっても車内に物を放置せず携行してください。やむを得ず荷物を車内に置く場合には,トランクやシートの下など車外から見えないところに置くようにしてください。
3 スマッシュ・アンド・グラブ(停車・徐行時に外部から窓ガラス等を破壊し窃盗行為を行う)
車両での移動時にはドアをロックをして窓を閉め,カバン等の荷物はトランクやシートの下など車外から見えないところに置く,渋滞や信号待ちなどの際は周囲を警戒する,通勤の際は行動のパターン化を避け,日によって出勤時刻を変える,通勤ルートをランダムに変更するなどの対策が有効です。
4 空き巣・家屋侵入
住居を選定する際は,警備員が配置されているか,エレクトリックフェンス(高圧電流が流れる敷地外周に張り巡らせた鉄線)が設置されているか,バーグラーバー(窓やドアの格子)が設置されているか,出入口扉及び錠前が強化されているかなどを点検し,十分な防犯対策が整備されている物件を選定するようにしてください。また,夜間の侵入対策として,寝室の扉に鍵をつけておくことも大切です。
1 ひったくり・置き引き等
荷物から極力手を離さないようにしてください。特に,犯罪を誘発するような行為(公衆の面前で財布から現金を取り出す,携帯電話を外部から見える場所に装着する等)は慎み,常に周囲に対する警戒を心掛けてください。
2 車上荒らし
車両から離れる際は,短時間であっても車内に物を放置せず携行してください。やむを得ず荷物を車内に置く場合には,トランクやシートの下など車外から見えないところに置くようにしてください。
3 スマッシュ・アンド・グラブ(停車・徐行時に外部から窓ガラス等を破壊し窃盗行為を行う)
車両での移動時にはドアをロックをして窓を閉め,カバン等の荷物はトランクやシートの下など車外から見えないところに置く,渋滞や信号待ちなどの際は周囲を警戒する,通勤の際は行動のパターン化を避け,日によって出勤時刻を変える,通勤ルートをランダムに変更するなどの対策が有効です。
4 空き巣・家屋侵入
住居を選定する際は,警備員が配置されているか,エレクトリックフェンス(高圧電流が流れる敷地外周に張り巡らせた鉄線)が設置されているか,バーグラーバー(窓やドアの格子)が設置されているか,出入口扉及び錠前が強化されているかなどを点検し,十分な防犯対策が整備されている物件を選定するようにしてください。また,夜間の侵入対策として,寝室の扉に鍵をつけておくことも大切です。
被害に遭った際の対応
万一被害に遭った場合には,速やかに警察に通報してください。また,犯人と相対している時は,生命を第一に考え抵抗してはいけません。犯人を刺激しないよう平静に行動してください。
関連情報
- 「安全の手引」(PDF)
(343KB)ボツワナでの生活上必要な防犯対策や知識,万一緊急事態が発生 した際に気を付けるべきことなどをまとめた手引です。
- 「外務省海外安全ホームページ」(ボツワナ)
危険情報やスポット情報,広域情報,ボツワナに関する安全対策基礎データを掲載しています。