日本とSADC

令和6年6月20日

SADCについて

SADC 本部
南部アフリカ開発共同体(SADC)は南部アフリカの16か国が加盟する地域経済共同体であり、南部アフリカ諸国の人々の貧困削減及び生活向上のため、域内の開発、平和・安全保障、経済成長の達成を目的とし、経済統合・共同市場の創設及び紛争解決・予防等に向けた活動を行っています。

SADC事務局はボツワナの首都ハボローネに所在し、総計300名弱のスタッフが勤務しています。

日本とSADCの関係

日本とSADC事務局は、2012年に署名された日・SADCパートナーシップに関する覚書に基づき良好な関係を発展させてきました。この覚書は、協力のための枠組みを提供し両者間の関係を強化することを目的としており、日本がこの種のアフリカの地域経済共同体との間で署名した覚書としては最初のものとなります。

日本政府は駐ボツワナ日本国大使をSADCに対する常駐代表として任命しており、当館はボツワナの首都ハボローネに所在するSADC事務局と緊密な関係を保っています。当館は、SADC首脳会合、SADC国際協力パートナー会合、テーマ別グループ会合に参加し、SADCの動向を追うとともに、日本との協力の可能性について常時模索しています。