日本とSADC

平成30年11月30日
日本政府は駐ボツワナ日本国大使を南部アフリカ開発共同体(SADC)に対する常駐代表として任命し,大使館はボツワナの首都ハボロネに所在するSADC事務局と緊密な関係を保っています。

日本とSADC事務局との間では,2012年に署名された日・SADCパートナーシップに関する覚書に基づき良好な関係が発展してきました。この覚書の目的は,協力のための枠組を提供し両者間の関係を強化することにあり,日本がこの種のアフリカの地域経済共同体との間で署名した覚書としては最初のもので,両者間の協力には大きな潜在性があると考えられています。

国際協力機構(JICA)を通じ技術協力プロジェクトが実施されており,例えば森林資源管理など,SADC諸国における社会・経済・環境問題等に対処するための能力強化が期待されています。大使館は,個々のプロジェクトを実施する上での枠組条件の整備等を支援しています。