ボツワナに対する日本方式地上デジタルテレビ放送受信機普及のための無償資金協力に関する書簡の交換

2020/4/20

1 4月20日,ボツワナ共和国の首都ハボロネにおいて,竹田大使とタペロ・マツェカ財務・経済開発大臣との間で,供与額1.5億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

 

2 ボツワナは,2013年2月に地上デジタルテレビ放送(以下,「地デジ」)の規格として,アフリカ大陸で初めて日本方式(ISDB-T方式)の採用を表明し,日系企業の協力を得て2015年6月に国営放送のボツワナテレビが地デジを開始しました。現在,アナログ放送から地デジへの移行やデータ放送の活用等の取組が進められています。地デジ視聴には,地デジ受信用セットトップボックス(以下,「STB」)をテレビに接続する必要がありますが,経済的事情でSTBを購入できない貧困層等の社会的弱者は,アナログ放送終了によりテレビが視聴できなくなるほか,データ放送等を通じて発信される防災,治安,交通等に関する情報や緊急警戒警報へのアクセスが困難になる恐れがあり,こうした課題への対応が急務となっています。

 

3 本協力を通じて,貧困層等の社会的弱者の中でも特に支援を必要とする世帯を対象にSTBを無償配布することにより,日常生活に最低限必要な情報への国営放送を通じたアクセスの確保や生活の向上を図り,ボツワナにおける貧富の差から生じる情報格差の是正及び防災や災害被害の減少に寄与することが期待されます。

 

4 我が国は,2019年8月に開催したTICAD7において,イノベーションに資するデジタル公共財の構築の支援を表明しており,この計画は同表明を具体化するものです。